車庫証明 罰則 車庫飛ばし

車庫証明取得手続き行わないと10万円以下の罰金が課せられる

引っ越した後、車庫証明の住所変更をしないままにしておくと、どんな罰則があるのでしょうか。

引っ越した場合には、車庫(自動車保管場所)が変わりますから、車庫証明を取り直し、陸運局に車検証の住所変更を申請する必要があります。

もし、その手続きをしなかったとすると、自動車保管場所法では、保管場所の届出をしていないということで、10万円以下の罰金となることがあります。

しかし、これらの法律が適用されて罰金を払ったと言うケースがあまりなく、車検証の住所変更をしなくても、自動車税の納付書送付先の変更をしていて、自動車税をしっかり払っているから問題ないと思っている方も多いことから、法律違反をしていると思っている人が、少ないのが現状です。

ただ、引っ越して、車庫証明を取得せず、車検証の住所変更もしていないのは、明らかな法律違反となります。そして、届出をしていないことに対する罰則よりも、問題なのは、引っ越した後、きちんと駐車場を確保していないケースです。

「駐車場を借りるまでだから」と自宅前の道路に駐車していたり、自動車全体が入らないような狭いスペースに、無理やり車の一部だけを乗り入れ、道路にはみ出して駐車させたりしている場合、自動車保管場所法の罰則が適用されます。

例えば、道路を車庫代わりに使用していた場合、3ヶ月以下の懲役又は20万円以下の罰金で、違反点数3点ですし、道路に長時間駐車していた場合、20万円以下の罰金で、違反点数2点です。

引っ越した後、しっかりとした駐車場を確保して、周囲の迷惑にならないように駐車することは、自動車を所持しているならば、当然のこと。罰則の有無で対応を考える、などをするべきではありません。

iきちんと車庫証明を取得し、車検証の住所変更をしましょう。

車庫飛ばしとは?

車庫証明の引っ越し手続きの中で、よく聞かれる「車庫飛ばし」。

自動車の売買や新規購入のときによく聞かれる違法行為ですが、どんなことなのでしょうか。

車庫証明は、使用の本拠(一般的には使用者の住所地)から直線距離にして2km以内に駐車場を確保しないと、発行されることはありません。

ところが、さまざまな方法を利用して、使用の本拠とは離れた別の場所の駐車場を保管場所として車庫証明を取ることを「車庫飛ばし」と呼んでいます。

車庫飛ばしを行う理由として、主なものは下記のとおりです。

  • 気に入っている地名のナンバーが欲しい。
  • 都市部に住んでいる人が、駐車場代の節約のために離れた場所の駐車場を借りた。
  • ディーゼル車排気ガス総量規制条例から逃れるために、規制のかからない場所で使用しているかのように住所を移した。

ところが、意図せずして車庫飛ばしになってしまうこともあります。

それは、「引っ越して、車検証の住所を変更しないまま、車を使っている状態」です。

道路運送車両法と自動車の保管場所の確保等に関する法律では、使用の本拠の位置の変更をした場合には、自動車の保管場所を確保していることを証する書面(車庫証明)を提出しなければなず、保管場所(駐車場)を変更した場合には、届出をしなければならないとしています。

引っ越して、自分が住む場所(使用の本拠)が変わり、駐車場も変わったのに、何の手続きもしていない状態と言うのは、新たな使用の本拠(引っ越した場所)から、離れたところに駐車場を確保しているという状況です。つまり、結果として「車庫飛ばし」の状態になってしまっているということになります。

車庫飛ばしは、自動車の登録のときに行われる違法行為という意味合いで使われることが多いのですが、厳密いうと、引っ越して何の手続きもせず、車を使用している状態も、車庫飛ばしの一種。引っ越したら、早いうちに、車の引っ越しの手続きも済ませたいですね。